やっぱり、お似合いだよ。
満李と聖十(セイト)。

この気持ちは、頑丈に…
鍵を閉めないと。

「じずが~!ながなおりでけた~!」
満李はなぜか泣いていた。
「なぜ、泣く?」
「満李の勝手でしょ!?」
「ってか、なんで
 喧嘩したの?」
「俺の、おかし食ったから!」
だろうね~!
聖十に限って『ヤキモチ』は無いよね~

「失礼な(イラ)」
「あっ。口に出してたのか…」
こういうと、聖十は…
「カマ、掛けただけ。
 …図星なんだよね。凹むね」
ジメジメ
キノコが生える勢いで凹んでいた。
「…ぅざ。」
「!!
 静歌を、そんな子に育てた覚えはありません!!」
「お前、何様だよ。」
「お父様ww」
「そんな、親父イヤ。」
「なっ……―――」
ガラっ
「あっ、えーっと、その…
 静歌先輩、い、いますか?」