「お前……誰?」




「俺か。俺は、松尾薫」



松尾……。


「松尾芭蕉の末裔か…」


「あぁ…」


なんで文藝家の末裔が刀構えてんだよ…。




「とにかく……。雪桜渡してくれよ!」



「は?」


「俺には、四大妖刀が必要なんだ」




なんか、分かった気がした…。


こいつの目的…。


「左肩…見せてみろよ」

「えっ…?」





















「いいから!」