「しゅきですっ!付き合ってきゅださいっ!」 あの時…… あほ丸出しな告白をした繭 顔を真っ赤にしてスカートを握り締めて 肩なんてあがりすぎて寒がってるみたいで もじもじしながら俺の様子をうかがう繭 「……いいよ」 出会いはありきたりで 雨の日に繭がかわいそうだから ただ俺が傘を貸してあげただけ