「何してんの」








ローファーをはいている途中、廊下から1人の男の人の声




あぁ…私、そんなに悲しそうな表情をしてるのか






なんて心優しい人、惨めな私に声をかけてくれるなんて






「いえ……」







何もありません…といおうと廊下のほうを見ると



私は固まってしまう






「……?」








「椎~~~!!!!!」






「うわ…っ」