家事を全部任せようなんて思ってないから、仕事が早く終わったら料理の手伝いしたりするんだけど、かれんちゃんはイイ顔をしない。





一度、全て自分でしようと思わなくていいって言ったのに、今のうちに出来るようにならないと結婚した時に頼りっぱなしになるから嫌と言われ、ここ数年味わう事のなかった感動を覚えた。





覚えがいいのか、飲み込みが早いのか料理の腕も上がり今じゃ、お弁当を作ってくれる。





健気で可愛過ぎる。





ここ数日、俺の気持ちは加速し高まるばかりで結婚したくて仕方がない。





自分が女子高生に溺れるなんて思いもしなかった。





結婚なんてする気はなかったし、恋愛も相手がいれば任せればいいなんて思ってたのに、こうも変わってしまうなんて………。





俺ってこんな奴だったか…なんて自分でも驚いてる。





あぁ――――、可愛い。





早く俺のものだけにしたい。





従順になるよう洗脳させて、俺以外は目に触れないようどこかに閉じ込めたい。





ああ………どうしようか、好き過ぎて犯罪者になりそうだ。