しかも住所くらいって、今個人情報の取り扱い厳しいハズなんだけど…?




「みーちゃんさぁ、鍵は二重に掛けておいた方がいいよ。女の一人暮らしは何かと物騒だし」


「アンタが言うな!」




生徒じゃなかったら不法侵入罪で訴えてるわよ?





「それよりその格好、俺を誘ってんの?」


「は?」




何言ってんだと思い、自分の姿を見ると


キャミソールしか着ていない事に気付いた。



しかも飛び起きたせいか、肩紐が下がって胸元がチラ見している。





「安心して。俺、みーちゃんなら貧乳でも全然OKだから」


「うるさいわよ!!」




急いで服を直すと

突然壁に体を押し付けられた。





「…何?また良からぬ事しようと思ってんじゃないでしょうね」


「あったり〜」




成宮くんはキャミをめくろうと裾を掴んだ。


すかさず体を押し返そうとしてもびくともしない。




「…みーちゃんは男慣れしてないの?それとも俺だから嫌がるの?」


「両方よ!!とにかく離して!!」




成宮くんの顔が近付いてきたので顔を背けると、無理矢理顎を掴まれ

唇をスゥッと撫でられた。





「やぁっ…!!」

「はい、おしまい」




ポンと頭を叩くと、成宮くんはベッドから降りた。