ケータイ小説 野いちご





もくもくと食べて食器を片付けてくれて


けいちゃんは仕事に出掛けた

「いってらっしゃい」
を言うとちょっと笑って
「行ってきます」
って言ってくれた


今日は特に何も用事もないし散歩にでも行こうと思う



デニムとTシャツに着替えて薄くメイクした。
駅側はもう行ったから反対側行ってみよ~!



けいちゃんから預かってる鍵を持って家を出た



ブラブラ歩いてると幼稚園を発見した

子供達が元気に遊んでる


けいちゃんに拾われた公園を過ぎて住宅街に入った


ちょっと外れに古いお屋敷みたいな大きな家があった



「………でか……、」



「あら、綺麗なお客様」


「へ、やっ違くて!」



「中へどうぞ?こんな婆さんの話し相手になって下さいな」



「いや……、でも」



「お急ぎならば無理にとは言いませんが………」


あんまりお婆さんが悲しそうな顔するから…………



「少しだけなら……」


「まあ!どうぞどうぞ頂き物の羊羮もあるの」








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