柚莉に向かって叫んだら…


「フ〜ン…?杏ちゃん、また昨日みたいにされたいのかな?」

「ヒイッ…!」


ガシッと頭を大きな手で摘まれました。



ギッ…ギッ……


そんな音が付きそうな感じで後ろを振り返る。




「……なんでA組がD組のところに並んでるんですか」

「うん…僕の悪口が聞こえたからね。お仕置きしようかなと……」

「言ってない!断じて言ってないから!!」



ぶるぶると頭を横に振って全否定した。



「また…アンタ達はイチャついて……」

「柚莉!?これのどこがイチャついてるの!?これ立派な脅迫だよ!?」

「・・・・・(怒)」

「あ゛………言っちゃった」

「ドンマイ杏樹」


ポンポンと肩を柚莉に叩かれる。