群れるのがキライだった。
むしろ誰とも関わりたくなかった。
道行く人、目が会う人全てを拒絶した。
そんな俺がかっこいいなんて思った勘違い女子とも何人かと付き合ったけど、決まってみんな同じセリフを去り際に吐いた。
『ナツは冷たすぎるよ、あたしにだけは優しくして欲しかった』
フゥゥ…
煙を空に向かって吐いた。
「…つまんねぇ」
こんなにもつまらないのに、俺の喧嘩の強さに憧れてか、色々なやつが俺の下に集まってきた。
そう
知らないうちに、俺はred Tailの総長になってたんだ。
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