「いや~にしてもまおちゃんちはなんでもあるね~!一生いても飽きないよ!」

「そうでしょ?PSPにDS、ドリキャス、64から初代ファミコン、Wiiにセガサタ。しかも携帯ゲームはみんなでできるように4機ずつ持ってるんだから!」

「ここまで行くともう商売ができるレベルだね…。しかも『戦場の絆』まであるし…どうやって手に入れたの?」

「生ける死神、Mk-Ⅱ使いのまお中将とは私のことだぜ~!いや~…ゆうやに付き合って色々やってたらこんなんなっちゃって…」


「そういえば、なんで勇者のゆうやと魔王のまおちゃんが幼なじみなの?意外すぎるんだけど…」


「ん~…最初は私も普通に、魔法使いか僧侶、ぐらいにはなろうかなとは思ってたんだけどね…」

「だけど?」

「ゆうやをいじってる内に段々気づいちゃったの、『あ、ゆうやをいじるのって楽しい』『私に跪くゆうや超快感!』って…。んで、私魔王の方が向いてるなぁ~って。」


「そんな軽い気持ちでなれるもんなの!?魔王って!
ってかそれって魔王って言うより、じょ…」

「おおっと!それ以上は禁句だよひめちゃん!」