「ねぇ~疲れたよ~!日も暮れてきたし、休もうよ~!」


「そだな…。じゃあこの辺で野営すっか?」


「あの…すいません…ゆうやさん…」

「ん~?」


「その…近くに川があるので、ちょっと体を…洗ってきて…よろしいですか…?」

「あ!じゃあせんも行く~!」


「ん、了解。ならついでに水筒に水に入れてきてくれる?」


「はい…分かりました…いってきます…」

「きま~す!」


「らっしゃ~い…」




「さて、覗きに行くか?けん。」

「言うと思った!さらりと言うと思った!どうりで紳士的だと思ったよ!」

「分かってんじゃ~ん?な?行くよな?いいのかな~、せんはともかく、りよは見る価値あると思うよ~?」
ニタニタ…


「い…行かない!俺は賢者だ!そういうやましい心は捨てたからこそ賢者なんだ!」


「あ、そ。じゃあ野営の準備よろしく!」
スタスタ…










「行きゃあよかったかな…」
ブツブツ…