隣ではしゃぐ恋花ちゃんを見ていると、落ち着く。


自然と笑顔になる。


ここは、親子ずれのいる公園。


夕方だけあって居るのは、俺と恋花ちゃんだけ。


「うきゃあ♪楽しい♪」


ふと隣を見ても誰もいなかった。


声のするほうはブランコで、子供のようにはしゃいでる。


「子供でしょ。恋花ちゃん。」


俺は優しく笑いかける。