ケータイ小説 野いちご

社長のご指名

「その格好で撮影ですか?」





口に手を当て、上から下までジロジロと見られる。





相手にせず、スタジオへと足を進める。





スタジオに入ると一瞬、静かになりまたざわめき始めた。





お構い無しに萩原さんとロイドの元に行く。





「萩原さん、変更いいですか?」





萩原さんとロイドは私の姿を見て目を見開く。





問題のブラを見せると、頷いてくれた。





変更について話すと、スタッフと海堂社長を呼び、詳細を話す。





「災難だな。」


「慣れてますから。」





ニッコリ笑って言うと苦笑する萩原さんとロイド。





「裸で撮影したほうがいいんじゃないですかぁ〜?」





さっきの女の子の可笑しそうな声と一緒に、同じ年ぐらいの子のクスクスと笑う声が聞こえる。





「それでもいいけど、あなた達とは違って私は高いの。」





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