「由里ちゃん」






「あ、はい」





「あたし、



 日坂部麻里


 よろしくね」




「よろしく」




「由里って呼んでも

 いい?」





「全然いいよ-」





「よかった


 麻里でいいからね」




「うん」







結構クラスに馴染めて


内心凄く安心した。


そして、

新しき学校生活に

希望を持てた。