その日は




昨日作ってくれた

自分の部屋に

少しおいてあった

裕の荷物を

裕の部屋に運んで

あっといまに

時間は経ってしまった。





なにか、

自分にできることを探し

冷蔵庫にあった

食材を

調達して

簡単な夜ご飯を

作る。









トゥルル トゥルル









突然部屋に響いた

電子音


番号を見ると、

明らかに

携帯の番号だった。