「はい、真樹くん。」


真菜ちゃんがコーヒーを入れてきてくれた。


「ありがとう。」


真菜ちゃんはコーヒーを置くと俺の横に座った。


こうして横に座られると、
なんか夫婦みたい。


俺は左腕に真菜ちゃんの
温もりを感じる気がしてうれしくなった。