入口を見るとまりあ達姉妹が注目を浴びていた。





「ありささん、凄いドレスですね…。」


「セクシーだろ?」





ありささんは黒いロングドレスに身を包み、肩を露出していて後ろなんか腰までパックリと開いている。





「かれんちゃんはあまり露出してないね。」


「僕以外の男にあまり見せたくないんで。」





かれんさんは淡いピンクのドレスで、丁度いい膝丈の長さ。





レースをふんだんに使ってるいて三井さんの言う通り露出少なめ。





「あらら、まりあちゃん凄いね。」


「高杉くん大丈夫?」





そういわれ、まりあに視線を移すと…………なんて格好してるんだ。





Vネックのお陰で谷間が見えそうじゃないか…。





それに、際どいところまでスリットが入っている。





「囲まれちゃってるね。」

「かれんなんか泣きそうにしてる。」


「あまり見せたくないものですね。」





足を進め、まりあを迎えに行く。





「まりあお嬢様、お綺麗になられましたな。」


「いえ、そんな事ありません。」