「はあ……」


倉庫に戻り、一人ため息を零す。




「淳平?どうした?」


ため息を零した俺に、隼人が不思議そうに言った。




「……別に」


でも、びっくりしすぎてまだ信じらんねーよ。




あの黒薔薇の総長で、俺がずっと探していた伝説の女が……安藤だったなんて。


意外や意外。