校長室が静まる...



聞こえる音と言ったら 校長の金庫を漁る音だけ。



 花﨑先生と言ったら――



訳分からない事を いきなり口走り始めた私に



驚いたのか  "理解できない"と言った



顔をしている... もう嫌だぁ....




「そう、、分かったわ^^ じゃぁ、



歴史にしましょうね♪ 校長、歴史だけのテストを



取って下さい!」



!!!!!やったぁ!!



ニコニコと言ってくれたので ちょっと安心...



その台詞を ぶっきらぼうな顔で言われたら



寝るまでその事が重荷になってしまう所だったぁ...



   あたしは 胸をなで下ろしたような気持ちだった。