「・・・・・・ッ!!!」


上を向かされ、激しく唇が合わさる

呼吸も難しくて、月子は忍の腕にしがみつく


「んぅ・・・ッ」


ベッドに押し倒されて、月子は潤む瞳で忍を見上げる

首筋に指が触れて、ゾクリ...と体が震える


「・・・痛くしないよう、できるだけ気をつける」


囁かれた言葉に、月子は弱く笑い返した


「・・・・・・大丈夫」

「・・・・・・・・・・・・ごめん」


その言葉の意味など、月子は知らない

忍は何も、語らないから