「すみません・・・」


姉の話を出した瞬間の忍の目付きは、とても怖かった

冷たくて、静かな怒りを含んだ瞳


「・・・すみません・・・・・・」


何に対して謝っているのだろう?

何に対して謝ればいいのだろう?

──分からない


ただ、未来が不安だった

どうしようもなく、怖かった・・・