沖田と桜夜が消えた庭。

美沙子と哲也が桜の木を見つめていた。

「おばちゃん…桜夜は?」

「ついて行っちゃったみたい…」

美沙子は桜の木に手を当てて目を閉じる。

―あなた、桜夜を守ってね―