そしてコンビニから帰り、あたしと裕は再びたこ焼きを食べたりしていた。
「実優、ビール持ってきて。」
「はーい」
「裕、実優って呼んでんの!?」
そう聞くのはたっちゃんこと達也。
「コンビニ行ってる間に実優って呼ぶようになった」
「お前…年下に興味もったりしないよな?」
「…さあ?まだわかんないよ」
「16歳に興味もたないように。」
「たっちゃんには関係ないじゃーん」
「まあお前と実優しだいだな。」
そんな会話をしていたことをあたしは知らなかった。

この時からお互い少しずつ意識していった。