ケータイ小説 野いちご

Dangereuses tower

面倒臭いので、ハルカの言い草には付き合わない。

付き合わないし、そんな暇もない。

「ハルカ、お前一人でここ来てたのか?」

「何よ!悪い?一人でプールに来たっていいじゃない!どうせ彼氏なんていないわよ!」

そんな事を訊いたのではなく、友達と来ているのならば他に逃げ遅れはないか確認したかったのだが…。

まぁ、ハルカはこんな態度だから、なかなか友人にも恵まれない。

まともに構ってやっているのも俺くらいのものだろう。

「そういう恭一だって一人じゃない!ハン、正月早々一人でアミューズメントタワーなんて、寂しい事この上ないわね」


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