『しかしTABAちゃん

小さいなぁ~20歳には

見えないなぁ~』


《うん…よく言われる!

TUNはいくつ?》


『27だよ!ちょっと

年上だけどね〜』



【27…大人の男だ

あたしが今まで出逢う

事がなかった大人の男

…ドキン】



「はーい!次は

TABAちゃんの番よ」


雛にマイクを渡される。


安室ちゃんの歌を緊張し

ながら歌った。


《次は…TUN!》


マイクを渡す時に手が触

れる。



【…ドキッ…熱い…】



『ちゃ~んと聞いてんだ

ぞ?!!』



【えっっ?…ドキッ】




TUNの手があたしの頭

に触れた――――