近くの公園… 私は緊張しながら響太を待つ。 早く来すぎちゃった。 少し待つと… 「…実加」 私の大好きな人の声。 「響太…ゴメンね。急に…」 「いゃ。別に… どうかした?」 言わなくちゃ… 言わなくちゃ… 「あ…あのね? 響太に聞いて欲しいことがあって…直接…」 「うん」 いつもと違う雰囲気を感じとってくれたのか、ちゃんと聞いてくれている響太。