以上が大まかな解離の症状。
他に、厳しい治療の末に人格同士で会話したり、姿が見えたりもする。
ビリー・ミリガンが有名だが、彼の場合はDID(解離)とは異なるらしい。
一人の体にいくつもの精神。存在。思考。命。
正直、苦痛でしかない。だが、僕達基本は彼らがいなければ、死んでいたかもしれない。
何度も自殺未遂をされたり、腕を切られたり(アームカット)、人間関係に支障を起こしたりもした。
それでも、彼らあってこその今である。長年共に過ごしてくれば愛着もわく。
「人格が消えた」等と言う人もいるが、消えた場合、その人格が隠していた過去や記憶、全てが末梢される。
個人的には「消えた」と言うより「統合(二つ以上の人格が一人になる)」したと思う。
記憶が共有できたりする人も、統合されていると考える人も。
他人格の数は最大3ケタが確認されている。
ネット中のDIDも、成り切りが多いとされている。