成瀬さんがあたしの中に入ってきた。



彼から与えられる刺激と快感に溺れながら、次第にあたしの心も体も開かれていく。



「あぁ…ゆう…」



切なそうな表情を浮かべながら、あたしの名前を囁く。


その甘美な囁きはあたしをもっと狂わせていく。



もう…何も考えたくない。




段々と近づいてくる大きな波に飲まれ込みそうになる。

あたしを貫いている熱い体に腕を回し、その波に体を預ける。



あぁ…



意識が遠のいていく…