ケータイ小説 野いちご

平凡彼女はシンデレラⅡ


しかも母さん、酒たくさん飲んでるはずなのに酔ってない。



「あ!帰る時間だ!!」

「もうお帰りになるんですか?泊まって行けば良いのに。」

「すいませんね、ホテル予約してありますし、明日実家に行くので。」

「母さん実家帰るの?」

「親が顔見せろってウルサいのよ。」



確かに、祖父ちゃん親バカだし、アメリカだかんな。



「タクシー呼んであります。お気をつけて下さい。」

「本日はありがとうございました。」



そう言って出て行った母さん。



「なんか小さな嵐が来たみたいだったね。」

「あれは嵐より台風だよ…。」



一つ台風が過ぎ去って行った。





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