「じゃあ二人共いいか?

結婚をするまでは婚約という訳だが、
学校にはバレないようにな」

そうだ…!私と准兄ちゃんは学校では教師と生徒…。

絶対誰にもバレないように秘密にするんだ!

ギュウ

「キャッ」

え…今私、准兄ちゃんにうしろから抱き付かれてる///?

ボソ

「俺がたとえ命に代えても琴音を守る。だから…結婚しよう?」

と耳元で低く小さい声で言った。


こ、これって、
プロ、プロポーズだよね///!
どうしよう…顔は赤いし…涙が出そう…。

「…はい」

「琴音、ずっと言えなかったんだけど、この際言う。
俺は昔からずっと…琴音が大好きだった。
今も大好きだけど、…愛してる。
世界中の、誰よりも。」