ケータイ小説 野いちご

平凡彼女はシンデレラⅡ


「ばっかじゃねぇの?」



いつもなら反発する祥也の言葉も耳に入らない。



「奏愛…母さんならまだ来ないんだよ…。」



だって今から緊張するんだもん!!



「で、卓斗の母さんいつくんだ?」

「来週だと思うよ?結構気紛れな部分があるから。」



卓斗と祥也は喋ってる。



おい、祥也。



あんたあたしの兄だろ?



祥也も緊張しろや!!



その気持ちを視線で送った。



「なんだ奏愛?俺が緊張すると思うか?
俺が緊張するのは世界のステージに立つ時だけだ。」



あんたはエスパーかよ!?




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