ケータイ小説 野いちご

探偵学園Q

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「それじゃあ転校生を紹介します。

山内優衣さん
美南恵さん
天草流くん
それから………」


「キュウです!よろしくお願いします」

「リュウです。よろしく」

「メグです!よろしくーっ」




シーン



「……;(メグのバカ;)
 まあよろしく」




メグの作った微妙な空気のなか、あたしは自己紹介を終えて席についた。

席順的にはメグとキュウが隣同士で

あたしとリュウが前後。


窓際だしラッキー♪




1時間目。

授業は数学でみんな黙々と授業を受けている。
内容はたいして難しくないし、ぶっちゃけつまらない。

学校ってこんなもんなの?


そう思っていると「誰?!お喋りしてるの!」と先生の声が教室に響いた。

どうやらキュウとメグが話してたらしい。




「貴方なの?」

「え…あ、いや;」





キュウあたふたしてるし助けるべきだよね…

「あたしです」と言おうと立ち上がろうとした瞬間、後ろであたしより先に「僕です」と名乗り出た人がいた。


リュウ。




「すいません。僕の独り言です」

「独り言?あなたそんな癖があるの?」

「ぷっw」




リュウの発言に思わず吹き出し笑いが出る。




「これは東大の入試問題よ。これを10分以内に解けなければこのクラスの授業にはついてこれないわ。」




すると先生は吹き出し笑いをしたあたしを少し睨み、黒板の問題を指差した。

昔、あの部屋に閉じ込められながら解かされた問題にそっくり。


そんなことを思っているとリュウは躊躇う事無く黒板まで歩いていきすらすらと答えを書いた。




「先生。これでいいでしょうか?」

「完璧だわ…」




リュウの顔を見るかぎりこんな問題朝飯前って顔をしている。

…当然か。


冥王星の次期トップの名はだてじゃないもんね……

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