あの日から半年以上経っているけど、その時の彼女の笑い顔を忘れた時はなかった。
夜の学校がキッカケだったんだ。
愛されたがっていたあの頃の俺を――ちゃんと見てくれた君。
あの夜から親しくなった俺と莱は、よく話すようになって遊びに行くことが増えて、どちらかが告白したとかなかったけど……いつの間にか恋人同士になっていて。
友達の家に泊まることがあっても、クラスメートの家に泊まることはなくなった。
夜の学校に行くこともなくなった。
寂しい時はずっと莱がそばにいてくれたから。
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