「ん、じゃぁ、今日の放課後、倉庫に行くわ」 直哉はそう言って屋上から出ていった 「ねぇ、沙南」 「何?」 「あの人、ききっと嘘ついてる」 「…なんで?」 「……なんとなくだけど」 「まぁ、お昼たべよっ♪」 「そうだね!」 このとき、玲奈の忠告を聞いていれば、あんなことにはならなかったのかな。