ケータイ小説 野いちご

【短編】生きる理由 ~プレステージNOA~


 胸がいっぱいなキモチって

 こういう感じを言うんだろうな……。



「……」



 さっきとは打って変わって



 幸せなキモチが



 ボクの中で広がっていた。





 全部もらっていくよ?





 英朗――





 君が残した大事なモノを





 全て、残さず。





「連れて行くよ? 一香、空の研究所へ」



 一香の腕が

 ぎこちなくボクの背中を

 抱きしめる。



「……はい」





 連れて行くよ?





 空の城



 スカイドーム・アクアパレスへ







 そして





 一緒に歩いていこう







 ボクが望む







 ボクの瞳に映る







 未来へ――




















 Fin





< 67/ 68 >