琴音Side

准兄ちゃん…

私の12歳年上の幼馴染み。

そして………、
私の、好きな人。

両親も幼馴染み同士で
しかも家が隣だったから
よく家族絡みで
出掛けたりしてて
私は本当の
お兄ちゃんみたいなに思ってた。


私は、ずっと…
ずっと大好きだった。

海外に引っ越してからも
ずっと大好きだった
准兄ちゃんと
15年ぶり再会した。
でも…それは

私の准兄ちゃんへの思いは
いつしか恋に変わっていった。


運命のいたずらか…

私と准兄ちゃんは
同じ学校の
教師と生徒だった…。

だけど、また私は
准兄ちゃんに恋をした。

だって、大好きなんだもん!


それがたとえ、
儚い恋であっても…。