「アユ―ッ」 うちのギャル仲間がうちを呼んだ。 「マミ!ナチ!ユカ!」 私は返した。 「きょうは渋谷行くベ♪」 「渋谷渋谷ァッ♪」 私たちは悩みを抱え生きている。だから不登校。 つーか、先生に宛にされない。 所詮、言ったって何一つ良いこと無い。 ならまだ悪女やってる方が気楽。 「てかさ、マルキューに新しいクレープ屋出来てさ。いくか?」 「アユが行くなら」 「うちも」 「ユカも」 なぜかミンナあたしに着いてくる。 『honeyflash!!』 携帯が鳴った。 画面には『ハヤト』と書いてあった。 「ハヤトかようぜぇな(`皿´)」