ケータイ小説 野いちご

お姫様と1.5人の男

女の子は華ちゃんに歩子さんをはじめとする桜太君のファンが主で、

男の子は多分この決闘に興味のあるってだけの人達だと思う。

ウメスケ君は一体何を考えているんだろう?こんなにギャラリーを集めて。


「はいっ! お姫様は此処に座って座って!」


華ちゃんに促されるがままにあたしはシートの敷かれた場所に座らせられる。

華ちゃん曰く、この場所があたし専用の特等席らしい。

……どういう事?もしかしてあたしが懸けられているって事も、知られているの!?

道理でさっきからあたしに対する視線が妙だと思ったよ!


「全く、なんで貴女みたいな人が……」


傍にいた歩子さんが不機嫌そうに一言。

うん、あたしもそう思うよ……あれ?前にもこう思ったような……?ま、いっか。

< 144/ 227 >