ケータイ小説 野いちご

お姫様と1.5人の男

ご飯も食べて何故か桜太君に指示されて、持って来ていた着替えの中で1番の服を着て。

少しのんびりした後で、流石に一緒に登場するのはまずいだろうと言う理由で、

先に決闘場所であるあの河原へと向かう。実は雨を期待していたあたし。

空はあたしの期待を裏切るが如くに、何処までも突き抜けて青い。

あーあ、本当に誰も彼もあたしの味方はしてくれないんだね。神様でさえも。

向かった河原には何故か……何故か……


「あっ! やって来たね、せっちゃん!」


華ちゃんをはじめとする、クラスの方々数十人。此処にいないメンバーはきっと、

これから来る人か興味がないから来ない人か、都合がつかなくて来ない人。

まさかとは思うけど……まさかとは思うけど……

ウメスケ君、誰かに言いふらした?桜太君ではない事は確かだと思う。

もしくは誰かが昨日の光景をこっそりと……んな、まさかね。

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