ケータイ小説 野いちご

君の隣~サッカーボールを追いかけて~

だからみんな、招待試合とはいえかなり気合が入ってる。


うちの学校の文化祭には、サッカー部の試合目当てで来るお客さんもいる。


そんなお客さんのためにも、不甲斐ない試合は出来ない。


「じゃあ、私行くね」


「13時だかんね」


「はいはい」


綾香に念を押されて、教室を後にした。


今回の演奏会で、綾香はソロをやるらしい。


それで余計に気合いが入ってるんだよね。


校舎の中は、色とりどりのクラスTシャツ。


そんな中、いつもの紺色のジャージを着てる私ってどーよって思うけど。


まあ気にしない。


試合開始は午前10時。


今は試合開始1時間前。


グランドには、相手チームの姿。

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