次の日、昨日あったことをチナに話した。
いきなり公園に連れて行かれて犯されたこと、写真をとられたこと。写真をばらまくと脅しをかけられたこと。あと、思い出したくないが、あいつの髪型、服装、体系など特徴を話した。
チナは怖い顔をして話を聞いていた。
「ナオコ、警察にいう?」

「脅しのことがあるから、いいたくない…。もしそいつが逮捕されたとしても
写真がばらまかれちゃったら、私は生きていけないよ…。」

「ナオコ、私が写真は絶対取り返す。だからゆっくり休んでいて。
あと、そいつに住所も電話番号もしられているよね。もしコンタクトを取ってきたら、
私に教えて。今は元気を出して、っていってもきついかもしれないけど、でも、大丈夫だから。
私のナオコに上等こいたこと後悔させてやるからね。」

チナはそういって帰っていった。その言葉に私はなんの疑いももたなかった。
チナなら何とかしてくれると信じることができる、そんなチナの言い方だった。

チナと一緒にねて、話しただけで、こんなに気持ちが変わるなんて。

本当にありがとね、チナ。