アパートの前の通りに
トラックが停まった音がした。



ちょっと乱暴な運転はいつものことだ。



「来た!」



どきんと心臓が大きく飛び跳ねる。



窓から外をのぞけば
通りには
案の定心待ちにしてたトラックが…



タッ…タッ…タッと
軽快に駆けてくる足音。



きゃあ〜
どうしよう(≧◇≦)



無意味におろおろしていると



ピンポーン♪



インターホンが鳴った。



「ぁ、は〜い」



「柴田さ〜ん、お届けもので〜す!」



「は〜い、いま開けま〜す」



ドアの向こうから
お目当ての人の声を聞いてホッとする。



よかった…今日は蓮井サンだ。