沙弥は木本に微笑んだ。


それを見て水華が、


「沙弥は…本気でしょ?
今はこれしか私たちにはできないもんね。」


と、木本を説得するように言った。


「…そうだな。」


木本は納得したように頷いた。


「まぁ俺はいつだって覚悟できてるしな!」


金石は準備万端といった様子だ。


『さて。


…最初は【401教室】だ。


君たちの健闘を祈るよ…


せいぜい頑張るんだな!


では、第1ゲーム開始。』