ケータイ小説 野いちご

手のひらの脳


中学生くらいから、稜子は時々風呂や食事を与えられなくなった。
祖父母の機嫌で変わり、無断で食事や風呂を使えば叱られる。
それが怖く、深夜の寝静まった頃に冷蔵庫から探して食べ、風呂は音で見つかる為、入れなかった。
洗濯物は自分のだけ避けられ、洗わずに置いてあるのが当たり前だった。
洗濯機は滅多に使わせてもらえなかった。

学校に行く朝は食事してもあまり怒られないと稜子は気付き、朝は大量に食べた。
気付くと稜子の体重は80キロを越え、風呂に入れない日もあり臭かった。
そして学校では当然のように陰口をされていた。



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