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ドーーーーン!!!



ドドーーーーン!!



色とりどりの花火。




「うわ!すっげーー!」



「きゃっ!」




想像以上の花火の数。


冬に見る花火も、初めてかも知れんなぁ。



花火が上がるたびに、俺の腕をぎゅっと掴む真奈美。





「明けましておめでとう。今年もよろしく」



「おめでと~!今年もよろしくね」


イルミネーションの消えた浜辺は真っ暗で、花火の明るさで何とか真奈美の顔が見える。




綺麗やなぁ。


俺を愛してるからか?



俺と付き合いだしてから、

お前はどんどん綺麗になってるで。