「ねぇチャールズ、ロンドン観光しなくていいの?」




『するかっての!俺、何年ロンドンにいると思ってるんだよ!』




イブの夜からもう3日も経つというのに、チャールズは私をベッドから出してはくれない…。




「一応仕事なんだから…報告書だって書かないといけないし…って、チャールズ、あなた仕事は?」




『あぁ、年内休暇とってるから心配ないさ…』




そう言うと、私をベッドに横たえ、首筋にキスを落としていく…



「あぁっ…でも、いくらチャールズがエリート捜査官だったとしても、警察だから公務員なわけでしょ?なのに、どうしてこんな高級住宅街に住めるのか不思議なのよね?」




私の呟きにチャールズは顔をこわばらせた。