ケータイ小説 野いちご

むすんで、ひらいて、恋をして

超絶お嬢様のあゆみちゃんは、知り合いが多いようであちらこちらからの男子校からお声がかかる。



「そういう場所、どうしても苦手で。せっかく誘ってくれてるのにごめんね」



いつも断ってばかりで、さすがに申し訳なくて両手をあわせて謝った。



あゆみちゃんは素直でまっすぐな性格の、本当に可愛い女の子。



有名私立伝統校であるこの学校に、お嬢様のあゆみちゃんはしっくりとなじんでいる。



それにしても、週末ごとにどこかでパーティが開催されてるなんて、セレブってすごい!



庶民の私は、パーティに行くよりファミレスでおしゃべりする方が、気楽でいい。



なにより大切な休日を見知らぬ男子に猫をかぶって、うふふ~と作り笑いして過ごすのはキツ過ぎる。




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