ケータイ小説 野いちご

ライブ配信ー見えない狂気ー

スマイル/愛してるよ、胡桃ちゃん



ーーーーどうしょう。
私、笑えない。



いつもの笑顔で、笑え。
いつもの笑顔で、笑わなきゃ
私はライバー失格だ。

笑え胡桃。






「あは、ありがとう!!スマイルさん。
いつもアシスタントありがとう!!
明日もよろしくね笑」



ほら、笑えた。


いつもの調子で笑えた。

これでいい。


そして、配信を終わりにした。


怖いことは無い。

無かった。
ネットの世界だ。
何が怖いことがあるって?

私の配信は、いつだってーースマイルさん1人が居てくれて成り立って居るんだから。



そして、ハッ、と気づいた。

スマイルさんだけのアシスタントをやめたらいい。
アシスタントを募集したらいいって。


そしたら2人だけの気まずい空気を、無しに出来る。


私はニヤリ、と笑った。







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