ケータイ小説 野いちご

ライブ配信ー見えない狂気ー

あかり/今ならまだ間に合うからアシスタントを外して、24時間ずっと監視されるんだよ!


そんなわけない。
私にだってプライベートがある。
ずっと配信ばかりをして居られるわけない。


24時間監視なんてありえないって。


「あかりちゃん、落ちついて!
24時間監視なんか出来るわけないから」


お風呂の時間も食事の時間も、、

友達と遊ぶ時間も、、


配信以外にしなくてはいけない私のプライベートまで



何を知り尽くしてると言うの?


ドクンーーー。




だけど、拭えない不安。


あかりちゃんが不安にさせるから。




あかり/ごめんね、胡桃ちゃん




心の中で思ったことは、表に出ることは無くて、変わりに顔に出ていたらしい。


謝りたいのは私の方だ。

あかりちゃんは、心配してくれたんだ。

「ありがとう、あかりちゃん。
大丈夫、変なことあればアシスタント外すし、ブロックすれば全て終わるからさ」


そう、ブロック機能。

きたリスナーの態度により、不愉快に感じたらブロックして、自分の身を守る。


だから大丈夫だと、私は告げた。


いまいち、あかりちゃんの反応が微妙だったが。


後1人、ミュートらしい。
ハンドルネーム ひとみさんは、性別不明。

ただ、キラコメで盛り上げてくれるだけの不思議な人。


キラコメがスッ、と消えてーー代わりに現れたのは、スマイルさんだった。




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