チラッと先輩に目を移すと、すぐ横に先輩の顔があった。

…!?

唇に柔らかいものが触れる。

『せん、ぱ…んっ』

何度も重なるたびに声が漏れる。

「…かわい」

んっ
そしてまた重なる。

はあ…いつもよりも長いキス。

「好きだ、美紅」

『わたしも…好きです』

ドーン!

最後に大きい花火が上がった。